About Me
多田尚平(ただしょうへい)。
ブログ「料理を科学する」の管理人。
1992年生まれのアラサー男。北海道出身。今は東京都のとある居酒屋で料理をつくっています。
休日はもっぱら本を読むかお酒を飲んでいるかです。
お酒はついつい飲み過ぎちゃうので、最近は控えめにしてます。フィード
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ライフストーリー
負けず嫌いと辛抱強さだけで生きてきた人間が、科学の力を借りたら人生より良くなった話
あまのじゃくな幼少期
北海道遠別町という人口3000人ほどの小さな町で生まれました。
友達との輪に入るのが苦手で、学校の休み時間とかもずっと机で寝たふりとかしながら、ひとりで行動することが多かったはみ出し者。
けど人付き合いは苦手なだけで、友達は欲しかったというあまのじゃくな少年時代。
勉強だけは頑張りました
友達が少なくてプラス孤独を感じやすい人間だったので、承認欲求も結構あったんですよ。
でも自分の親って、テストで90点とかとって見せても「なんで100点じゃないの?」とか言って、あんまり褒めてくれないタイプの親だったんですね。
それであるとき、日本で一番なるのが難しい職業が弁護士だという噂を聞きまして、将来もし司法試験に合格することができたらきっと親は褒めてくれるだろうというへんてこな理由で、中学高校と学年で常に1位の成績を維持するほど、勉強だけは頑張りました。
できないことは時間で解決
中学高校は吹奏楽部に入ったんですけど、自分には音楽の才能はなかったようで毎日めちゃめちゃ先輩とか先生から怒られるわけですよ。
なので夏休みとか冬休みは地獄でしたね。授業の代わりに部活の時間がその分増える生活になるわけですから。
本当に部活には行きたくなかったです。
途中の道で事故にあって救急車で運ばれたら行かなくて済むのにと何度妄想したことか。
けど、辞めるのは自分にはそれができないと負けを認めるようなものだったので、ずっと続けてましたね。
そしたら、苦手なことも辛抱強く続けてれば人並み以上にはできるということが分かりました。
その精神はいい意味でも悪い意味でもいろんなところで発揮されまして、
大学受験に挫折して引きこもりになった時も、1年以上誰とも交流せずベッドの上で同じ天井を眺めてしましたし、
それから何の勉強もせず突然アメリカの大学に行ったときも、最初教授が言っている英語がほとんど聞き取れない状況で約2年間教科書だけを頼りになんとか通い続けましたからね。
日本に戻って料理の仕事を始めた時も、上司を怒らせてバックヤードで胸ぐらつかまれたりメガネが吹き飛ぶほど殴られるような日々が2年以上続いたんですけど、それでも辞めませんでしたからね。
というのも、全部自分に対する負けず嫌いの強さのためなんですけど、結局続けてれば慣れたりコツをつかんだりして問題は解決するし何とかなっちゃったんですよ。
科学の力で人生イージーモード
どんなに辛くても時間が解決してくれるみたいな生き方って、悩みが解決してしまえばいいんですけどそれまではめちゃめちゃ辛いんですよね。
できればそんな生き方はしないで、最初から要領よくできればいいですよね。それが、最近はそんなにストレスを抱えずに生きることができてます。というのも、ある本に出会ったおかげです。
という本なのですが、この本ではあらゆる調理工程には理由があり、例えば肉じゃががあの味付けなのにも魚の煮付けがあの味付けにも理由があり、それまでクックパッドとか他人のレシピを真似たり、自分の感覚だけで料理していた自分にとっては衝撃的なものでした。
この本に書かれていることを自分の料理の仕事の中で少しずつ試してみると、あらゆる料理に応用でき、少しずつ周りの評価も変わっていきました。
それからは料理に関することはもちろん、人間関係・タスク管理・その他自分の能力向上に関することなどあらゆる問題に対して、本や研究など特に科学的に裏付けられた情報を探して理由を求めるようになりました。
そして得られた情報を実生活で試したとき、今までは時間と粘り強さだけで解決してきたものが、あまり時間をかけずにストレスなく効率的に進められるようになったのです。
ゲームで今まで一切課金せず何のアイテムも使わずにクリアしてきたけど、アイテム使ってみたら恐ろしくクリアが簡単になったみたいなことですな。
ブログについて
何でブログをやってるの?
料理の仕事だけじゃなくて他の仕事でも同じようなことあると思うんですけど、
先輩から教えてもらったことが別の先輩からは全く別のやり方でやるように教えられたりして、結局どっちが正しいの?みたいに感じる時が。
自分も仕事してて、このやり方で料理するのがいいよみたいに教えてもらえるのはありがたいんですが、科学的に考えた時に実は間違ってる方法っていっぱいあるわけですよ。
そんな正しいかどうかわからない料理の知識や情報にまどわされている人って僕のほかにも結構いると思うんですよ。
なので、料理しているときにこれってどうやるのが正解なんだろう、とか悩みが出てきたときにそれを科学的に根拠のある方法で解決できる場所を作るのが、このブログの目的です。
投稿内容について
紹介するすべての情報が正しいとは保証できません。
ある研究で正しいとされるものが、別の研究では反対のことを言っているということも中にはありますから。
だからこそ、ここで得た情報で使えそうだなと思ったものに関しては、読むだけで終わらずに是非自分自身で使って試してほしいんです。
というのも、科学というのは一般的にそうであるということは言えても、すべての人にすべての状況で当てはまるということは言えないんですね。
例えば、食の好みを聞いたときに日本と欧米じゃ全然違って、ある料理がおいしいかどうか判断する場合も日本人じゃどうなのか?アメリカ人じゃどうなのか?といった具合に、人種や文化・地域によっても違います。
また、同じ人種や地域であってもそれぞれの経済状況や設備、ライフスタイルによっても変わってくるところはたくさんあります。
つまり、読んでる情報があなたとって当てはまるかどうかは、自分自身で試してみない限り結局分からんわけです。
そもそも、科学というのはどのテクニックや要素が効果的なのか調べるために、分解して研究します。先ほどの例で言えば、日本人なのかアメリカ人なのかといった具合に。
しかし皆さんは研究者ではなく、食の知識を実生活に応用したい人たちだと思うので、分解とは逆の、組み合わせる側の立場だと思います。
ですから、あらゆる科学で分解されてきたものをここではご紹介しますので、使えそうにないものは使わなくて結構です。
皆さんには自分で使えそうだなと思ったものを自分が使いやすい形で自由に組み合わせて使っていって試してみてほしいわけです。お問い合わせ
ご不明な点やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
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